効果的なKYTの取り組み方法

事故実態を分析し効果的なプログラムの実施

交通統計によると、事故件数が最も多いのは金曜、次が月曜。休前日・休日明け と気持ちの切り替えがうまく行われない結果であると推察されます。正確な統計で捉えられておりませんが、病気がちの人や家庭内のイザコザを抱える人が事故を起こしやすいとも言われています。

ゼロ災推進協議会では、事前にインストラクターがその会社を訪問し実態調査をさせて いただいた上で効果的なプログラムを策定させていただきます。

事故実態分析

(原則としてあいおい損害保険に自動車保険を過去3年間にわたり30台以上契約している企業対象)区分別(曜日別・事故類型別)事故集計、複数事故運転者一覧等、実態把握を致します。

安全運転管理状況診断

車両管理・安全教育など20項目の診断ポイントによる客観的な評価をさせて頂きます。

危険予知トレーニング

・ ヒヤリハットメモ
・ ヒヤリミーティング
・ ヒヤリマップ
・ KYT4ラウンド法
・ ストレートKYT
・ 健康KY 等 
各企業の実態に即したプログラムを行います。

KYT実践

交通ヒヤリ・マップ  ~ 交通ヒヤリ・マップとは?

車を運転中にだれでも経験のある、「ヒヤッ」としたこと、「ハッ」としたことこのヒヤリ・ハットは、幸いにケガもしないで、事故にもならずに得た貴重な 情報です。

交通ヒヤリマップは、毎日通る通勤・業務上のルートで体験したヒヤリハット を職場の仲間と情報交換することにより、情報の共有を計り事故防止に役立てる 実践手法です。

ヒヤリ・ハットミーティング
~ なぜヒヤリハットミーティングなのか?

ひとりひとりが書き上げたヒヤリマップを材料にして、チーム(小集団) みんなでミーティングを行い、お互いのヒヤリについて気づいたことを ホンネで話し合います。 時間はなるべく短く、3~5分間ぐらいで行い、話し合いの中で気づいた ことは、ヒヤリマップに書き加えたり訂正したりします。自分では、今まで危険だと思わなかった場所を他のメンバーからのヒヤリ ハット情報を取得することで、一番身近で確かな安全情報を得ることに なります。

ヒヤリハットミーティングは、事故を起こしにくい人(情報感度の高い)と 事故を起こしやすい人(情報感度の低い)が一緒に情報交換することにより徐々に情報感度を高めていき事故防止につなげる、他の事故防止策で類を 見ないKYT効果が最も発揮される手法です。

危険予知トレーニングシート採用のサイト

厚生労働省 職場の安全サイト
(ヒヤリハット事例)

墜落・転落・交通事故など、約300件のイラストによるヒヤリハット事例が、ダウンロードしたり、業種別や事故の型などを選別して実際の事故事例の検索、平成3年からの労働災害データベースがネット上から引き出しができ、各職場にて使用することできる、とても優れたサイトです。
>> 厚生労働省「職場のあんぜんサイト」

自動車事故対策機構

バス・トラック・タクシーの車種別、KYTイラストシートのダウンロードや、交通事故被害者のための、介護料申請方法や生活支援貸付制度の案内など、自動車事故対策の守る・防ぐ・支るを真剣に考えているサイトです。
>> 自動車事故対策機構

HONDA

自動車メーカーホンダのWEBサイト、危険予測トレーニング(KYT)のページでは、子どもから高齢者まで様々な場面を動画で再現したケーススタディシミュレーションによる「交通センス=危険予測能力」を身につけるためのトレーニングが可能です。
>> HONDA KYT