事故は運・不運で起こるのではありません!

事故の影には、約300の小事故が隠れています

米国の統計学者ハインリッヒは、災害が起こる比率として「1:29:300」という確率的な法則があることを発見しました。これは、「ひとつの大きな災害が起きる影には軽い災害が29件起こっており、更にその影には災害にいたらなかった事故(ヒヤリ事故)が、300件くり返されている」ことを示しています。

つまり、災害として現われているのは、膨大な量の事故の、「氷山の一角」にすぎないのです。

ヒャリ事故が、重大事故への引き金

この比率から、ヒヤリ事故が多く発生すると必ず重大事故を発生する要因となる為潜在的危険(ヒヤリ事故)を減らすことが、事故を減少させる最大の効果となります。

現在の複合的要因から起こる交通事故の潜在的な危険(ヒヤリ事故)を洗い出し、その 分析を行い共有することで、事故ゼロを実現できるのです。

氷山の一角

 小集団活動によるKYTのすすめ

人間はエラーする

ウッカリ・ボンヤリ・勘違いなどヒューマンエラーによる事故が後を絶ちません特に最近は医療事故のように人命に係わる重大事故が目立っています。これらの ヒューマンエラーの事故防止をするためには、全員が自主的に参加できる活動が 最も重要です、その自主活動を行うソフトウエアとして、建設業・製造業などで 多く取り入れられている、KYT(危険予知トレーニング)は、最も適している といえるでしょう。

事故を起こしやすい人を尊重する?

事故を起こしやすい人に、注意を促し改善しようとしても簡単には改善されません なぜならそれが、その人の生まれつきの特性であるからです。いくら他人が言葉で 攻め立てても効き目がないのはその為です。KYTでは人間尊重の理念から出発し、ゼロの原則・先取りの原則・参加の原則により、理念・手法・実践の三位一体の運動として推進しますので、事故を起こしやすい人を個人攻撃することなく誰もが尊重しあい、 また小集団活動により参加者全員が、危険 感受性を高め、事故をなくすことができる理想的な方法であると言えます。

すぐれた企業ほど、効果的

このKYT(危険予知トレーニング)を実施し、東北電力では人身事故3年2ヶ月ゼロ(自動車保有台数4200台)東京ガスでは、交通労働災害がピーク時の1/4という 記録が生まれています。 この結果については、全員が真剣に参加した結果であるといえましょう。

 交通KYTの実施効果

K運送会社のケース
* 車両保有台数44台
* 社員数63名
 ◇ 平成10年2月 次回自動車保険の(4月1日満期更新)割引が
0% → デメ30%(割増)の通知を受ける。
見積試算により保険料が約1650万円
(約400万円高くなる 前回の保険料1246万円)
 ◇ 平成10年3月 「交通KYT」を検討  
事前調査 → 分析 → カリキュラムの作成
 ◇ 平成10年4月 「交通KYT」を実施 参加人員48名
管理者講習会2回(当初2ヶ月のみ)
交通KYT講習会(年4回)実施
(ヒヤリメモ・ヒヤリマップ・ヒヤリハットミーティング等)

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